静岡おでん横丁で味わう静岡名物!はしご酒で夜の街を満喫

グルメ

静岡市街の夜に赤提灯が揺れる「青葉おでん街」や「青葉横丁」は、昭和の面影を色濃く残すレトロな空間。一歩足を踏み入れれば、温かい明かりと香ばしい出汁の匂いが、訪れる人々をノスタルジックな世界へと誘います。ここでは、真っ黒なスープで煮込んだ独特の黒はんぺんや牛すじが特徴の「静岡おでん」を、だし粉と青のりをかけて味わうのが醍醐味。地元の常連客と観光客が肩を寄せ合い、人情味あふれる会話が弾む、まさに大人の隠れ家です。今年の旅の思い出に、心温まる一杯を求めて足を運んでみませんか?

静岡のおでん横丁おすすめ人気店一覧

静岡駅周辺には、赤提灯が連なり昭和の風情を今に伝える「青葉横丁」と「青葉おでん街」という二つの聖地があります。どちらもビル街の谷間にひっそりと佇み、一歩足を踏み入れればノスタルジックな空間が広がります。

各店舗はカウンター数席のみという小さな造りが多く、店主や常連客との距離が近いのも魅力の一つです。2026年も多くの観光客や地元の人々で賑わう、ハシゴ酒にぴったりのエリアです。初めての方でも入りやすく、かつ味に定評のある名店を厳選してご紹介します。

青葉横丁・青葉おでん街・周辺の名店リスト

ここでは、二大横丁である「青葉横丁」「青葉おでん街」に加え、周辺エリアで絶対に外せない人気店をピックアップしました。それぞれ出汁の継ぎ足し年数や具材へのこだわりが異なるため、食べ比べを楽しむのがおすすめです。

三河屋(青葉横丁)

青葉横丁の中でも屈指の人気を誇る老舗です。静岡おでんの王道を行く真っ黒なスープは、見た目に反してあっさりとした奥深い味わいが特徴。特に牛すじの煮込み具合は絶品で、開店前から行列ができることも珍しくありません。昭和の風情を色濃く残す店内で、本場の味を堪能できます。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

💡 編集部のおすすめポイント
横丁のお店は席数が少ないため、満席でも「詰めてもらえますか?」と声をかけるのが粋なマナー。そこから常連さんとの会話が始まり、地元ならではの情報を教えてもらえることも。ハシゴ酒で各店の出汁の違いを楽しむのがツウの過ごし方です。

愛ちゃん(青葉おでん街)

青葉おでん街の設立当初から続く、歴史ある人気店です。気さくな店主が切り盛りする活気ある雰囲気が魅力で、地元客からも長く愛されています。名物は「ロマンス」と呼ばれる白焼き(すり身)や、よく味が染みた大根。継ぎ足しの出汁が醸し出す深いコクを楽しみながら、静岡の夜に浸ることができます。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

みすゞ(青葉おでん街)

青葉おでん街の入り口付近に位置する有名店です。ここの特徴は、自家製の「味噌だれ」をつけて食べるスタイル。ニンニク、ショウガ、ユズの3種類の味噌が用意されており、黒い出汁のおでんに爽やかなアクセントを加えてくれます。具材ごとに鍋を分けるなど丁寧な仕事が光り、女性客にも人気です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

静岡おでん おがわ(周辺エリア)

横丁からは少し離れますが、静岡浅間通りの商店街にある創業70年以上の老舗です。ここは駄菓子屋系おでんの流れを汲んでおり、朝からおでんを楽しめるのが特徴。特に牛すじの大きさ柔らかさは格別で、地元民のおやつとしても親しまれています。横丁の夜の雰囲気とはまた違う、日常に溶け込んだ静岡おでんを体験できます。

住所:静岡県静岡市葵区馬場町38

海ぼうず 本店(駅南エリア)

「横丁のカウンターは入りにくい」「大人数で楽しみたい」という方におすすめなのが、静岡駅南口すぐにあるこちらのお店です。居酒屋スタイルで広々としており、静岡おでんフェアで優勝経験もある実力派。半熟卵のおでんなど変わり種も豊富で、2026年の最新トレンドを取り入れたメニューも楽しめます。

住所:静岡県静岡市駿河区南町6-11

青葉横丁(青葉横丁)

昭和通りから一本入った路地に佇む「青葉横丁」は、赤提灯が連なるノスタルジックな雰囲気が漂う、静岡おでんの聖地です。かつて屋台として営業していた名店たちがこの場所に集まり、現在では約20店舗が軒を連ねています。

一歩足を踏み入れれば、そこは昭和時代にタイムスリップしたかのような空間。各店はカウンター数席のみという極小のスペースで営業しており、肩を寄せ合いながらおでんをつつくスタイルが基本です。2026年も、地元の常連客と観光客が入り混じり、毎晩のように熱気あふれる夜が繰り広げられています。ディープな静岡の夜を楽しみたいなら、まずはここを目指しましょう。

三河屋(みかわや)

青葉横丁の入り口に位置し、静岡おでんの代名詞とも言える存在が「三河屋」です。昭和23年の創業以来、屋台時代から変わらぬ製法で継ぎ足された漆黒の出汁は、見た目のインパクトとは裏腹に、まろやかで奥深いコクが口いっぱいに広がります。

おでんの美味しさはもちろんですが、常連客がこぞって注文するのが「フライ(串揚げ)」や「炭火焼き」などのサイドメニュー。特にサクサクの衣をまとった「れんこんフライ」は、濃厚なおでんの合間に楽しむのに最適です。静岡おでんの原点とも言える味と、酒場の活気を存分に味わえる一軒です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

おでん処 ききょう

初めて青葉横丁を訪れる方や、女性客から高い支持を集めているのが「おでん処 ききょう」です。横丁特有の入りにくさを感じさせない、明るく清潔感のある店内と、女将さんの温かい人柄が多くのファンを惹きつけています。

こちらのおでん最大の特徴は、静岡おでんには珍しい「澄んだ琥珀色の出汁」。あっさりとしつつも素材の旨味が溶け出したスープは、上品で優しい味わいです。定番の大根や卵に加え、ふわふわの食感がたまらない名物「ききょう焼(焼きとろろ)」も必食。リラックスしてお酒と食事を楽しめる名店です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

💡 編集部のおすすめポイント
黒い出汁が主流の横丁内で、ききょうさんの透き通ったスープは感動もの!出汁をたっぷり吸ったおでんと、名物「ききょう焼」の相性は抜群です。女将さんの優しい接客に癒やされ、ついつい長居してしまう心地よさがあります。

居酒屋 おおむら

「居酒屋 おおむら」は、おでんだけでなく豊富な居酒屋メニューも楽しめる、横丁内でも使い勝手の良いお店です。長年地元で愛され続けており、おでん鍋を囲むカウンター席は、仕事帰りのサラリーマンや地元客の活気で満ちています。

静岡おでんの定番である「だし粉」の香りが食欲をそそるおでんはもちろん、静岡名物の「フライ(串揚げ)」も人気メニューの一つ。サクサクのフライとおでんを交互に楽しみながら、静岡割り(お茶割り)を流し込むのが、通な楽しみ方と言えるでしょう。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

おでん屋 ゆうちゃん

まるで実家に帰ってきたかのような、ほっとする安心感を与えてくれるのが「おでん屋 ゆうちゃん」です。カウンター越しの会話を大切にするアットホームな接客が魅力で、一人旅で訪れた人でもすぐに馴染める温かい空気が流れています。

じっくりと煮込まれたおでんは、家庭的でありながらもプロの技が光る奥深い味わい。具材の一つ一つが大ぶりで食べ応えがあり、心もお腹も満たされます。旅の思い出に、店主や隣り合ったお客さんとの一期一会を楽しみたい方におすすめです。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

おでんや いすゞ

半世紀近い歴史を持ち、昔ながらの静岡おでんの味を今に伝える名店が「おでんや いすゞ」です。長年通い続ける常連客も多く、横丁の中でも落ち着いた雰囲気でお酒を嗜むことができます。

こちらの出汁は、牛すじのコクと醤油の風味が絶妙なバランスで調和しており、飽きのこない味わいが自慢です。しっかりと味が染みたこんにゃくや白焼きなどは、日本酒との相性も抜群。静かにゆっくりと、本場の味と横丁の情緒を味わいたい夜に最適なお店です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7

青葉おでん街(青葉おでん街)

青葉横丁から昭和通りを挟んで向かい側、青葉シンボルロード沿いに位置するのが「青葉おでん街」です。ビルの谷間の袋小路に約20軒の赤提灯が整然と並ぶ姿は圧巻で、夜になると昭和映画のセットのような幻想的な光景を作り出します。

こちらは通称「おでん街」とも呼ばれ、各店舗はカウンター席が10席程度という小規模な造りが特徴です。店主や隣客との距離が近く、袖振り合うも多生の縁といった温かい空気が流れています。2026年も仕事帰りの地元客や観光客で連日賑わいを見せており、入り口の看板を目印に一歩足を踏み入れれば、出汁の香りと笑い声に包まれたディープな世界が広がります。

ひので

青葉おでん街の入り口から入ってすぐ左手に店を構える「ひので」は、女性一人でもふらりと立ち寄りやすい開放的な雰囲気が魅力です。丁寧に仕込まれた静岡おでんはもちろんのこと、新鮮な「馬刺し」もこの店の名物として知られ、酒の肴に欠かせません。

おでんと合わせて注文したいのが、静岡ならではの「静岡茶割り」。ここではこだわりの「お茶焼酎」と粉末茶を使用しており、香り高く濃厚な緑茶の風味が、こってりとしたおでんの脂をさっぱりと流してくれます。気さくな店主との会話を楽しみながら、静岡の夜のスタートを切るのにぴったりな一軒です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

浪漫(ろまん)

伝統的な静岡おでんの枠にとらわれない、創作メニューを楽しみたいなら「浪漫」がおすすめです。ここでは、静岡名産のわさびやしらす、桜えびなどの地元素材を活かした創作おでんが人気で、他では味わえないオリジナリティ溢れる具材に出会えます。

また、サクサクの「桜えびのコロッケ」やジューシーな「手羽揚げ」など、揚げ物メニューが充実しているのも嬉しいポイント。シメにはおでんの出汁をベースにした名物「うまいずらうどん」を頼んで、凝縮された旨味を最後の一滴まで堪能するのが浪漫流の楽しみ方です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

幸多路(こうたろう)

「幸多路」は、素材へのこだわりと豊富な地酒ラインナップで、食通たちを唸らせる実力店です。自慢のおでん出汁は、牛すじに加えて焼津産の厚切り鰹節を贅沢に使用しており、香り高く上品な奥深い味わいに仕上がっています。

おでん以外にも、注文を受けてから生パン粉をつけて揚げるサクサクの「フライ」が絶品。特に黒はんぺんやレンコンのフライは、静岡を代表する地酒「磯自慢」との相性が抜群です。「ふわ(牛の肺)」や「わらぞうり(油揚げ)」といった昔ながらの希少な具材にも出会えるため、静岡おでんの真髄に触れることができます。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

おさと

創業から半世紀以上、変わらぬ味と「お母さん」と呼ばれる女将さんの温かい接客で愛され続ける老舗が「おさと」です。こちらのおでん出汁は鶏ガラをベースに、牛すじや煮干し、白醤油などを加えた独自ブレンド。見た目は黒くても塩気は控えめで、すっきりとした優しい味わいが特徴です。

この店で必ず食べておきたいのが、殻のまま煮込まれた名物「殻つき玉子」。殻を通してじっくりと味が染み込んだ白身は茶色く色づき、水分が抜けてプリッとした独特の食感が楽しめます。実家に帰ってきたかのような安心感に包まれながら、至福のひとときを過ごせます。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

💡 編集部のおすすめポイント
「おさと」さんの殻つき玉子は衝撃の美味しさ!殻をむくと現れる茶色い白身は、燻製のような香ばしさと弾力があり、黄身はしっとり濃厚。鶏ガラベースの優しい出汁と一緒に頬張れば、お酒が止まらなくなること間違いなしです。

愛ちゃん

青葉おでん街の設立当初から続く「愛ちゃん」は、おでんの美味しさはもちろん、炭火焼きメニューが充実していることでも知られる人気店です。店頭から漂う香ばしい匂いに誘われ、おでんと一緒に「焼き鳥」や「焼きとん」を注文するのが常連客の定番スタイル。

創業以来継ぎ足されている秘伝の出汁が染みたおでんを味わいつつ、合間に炭火で焼き上げたジューシーな串焼きを頬張れば、お酒が進むこと間違いなし。活気あふれる店内は常に笑い声が絶えず、静岡の夜の熱気と人情を肌で感じられる一軒です。

住所:静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6

静岡浅間通り商店街

JR静岡駅から北西へ向かい、静岡浅間神社へと続く参道にあるのが「静岡浅間通り商店街」です。大きな赤鳥居が目印のこの通りは、「おせんげんさん」の愛称で親しまれる神社の門前町として栄え、老舗と新しい店舗が共存する活気あるエリアです。

夜の横丁がお酒と共に楽しむ場であるのに対し、こちらは昼間の散策や参拝帰りの立ち寄りに最適。店先から漂う出汁の香りに誘われ、子供からお年寄りまでがおやつ感覚でおでんを頬張る姿は、静岡ならではの日常風景です。2026年も、食べ歩きグルメや歴史ある街並みを求めて多くの人々が訪れています。

静岡おでん おがわ

商店街の一角に店を構える「静岡おでん おがわ」は、昭和23年の創業以来、変わらぬ味を守り続ける名店です。朝10時の開店とともに地元客が訪れ、店内は常に温かい雰囲気に包まれています。店頭のガラスケースにはおにぎりや海苔巻きが並び、昔ながらの食堂スタイルでお腹を満たせるのも魅力です。

こちらの名物は、醤油のみで継ぎ足し煮込まれた潔い味わいの出汁。前半でも触れた牛すじは、箸ですくうとホロリと崩れるほどの柔らかさが自慢です。そして、おがわ流の真骨頂と言えるのが「おでん×かき氷」の組み合わせ。通年提供される自家製シロップのかき氷を、熱々のおでんの合間に食べるのがツウの楽しみ方です。甘じょっぱい無限のループは、一度体験すれば忘れられない旅の味となるでしょう。

住所:静岡県静岡市葵区馬場町38

駿府城公園

徳川家康公が晩年を過ごした居城跡として知られる「駿府城公園」は、静岡市の中心部に位置する緑豊かな憩いの場です。二重の堀と美しい石垣に囲まれた園内には、復元された東御門や巽櫓、紅葉山庭園などがあり、歴史ファンのみならず多くの観光客が訪れます。

広大な敷地は散策に最適ですが、実はここも「静岡おでん」を楽しめる隠れた人気スポットです。夜の横丁とは異なり、開放的な青空の下や緑に囲まれたベンチで熱々のおでんを頬張ることができるため、家族連れやピクニック気分のランチにも最適。歴史散策の合間に、静岡のソウルフードで小腹を満たすという贅沢な時間を過ごせます。

おでんや おばちゃん 駿府城公園店

かつて青葉横丁で多くのファンに愛された名店が、現在は公園内の憩いの場として営業しているのが「おでんや おばちゃん 駿府城公園店」です。横丁時代は夜のみの営業でしたが、こちらでは朝10時から夕方まで営業しており、明るい日差しの中で本格的な静岡おでんを味わえるのが最大の魅力です。

店内には昔懐かしい駄菓子屋コーナーも併設されており、子供から大人までワクワクするような空間が広がっています。テイクアウトして公園の芝生広場で食べるもよし、店先のテラス席でペットと一緒にくつろぐもよし。しっかりと味が染みた「牛すじ」や「黒はんぺん」はもちろん、夏場には「かき氷」や「ソフトクリーム」も人気です。家康公のお膝元で、静岡割り片手におでんをつつく、そんな粋な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1

まとめ

見た目のインパクトを裏切る奥深く優しい出汁の味わいと、ふわりと香るだし粉の風味。一度食べれば心まで温まる「静岡おでん」は、旅の記憶に深く刻まれる特別な一皿です。

本記事では、昭和の面影を色濃く残す「青葉横丁」と「青葉おでん街」を中心に、地元で愛され続ける名店をご紹介しました。赤提灯の下、狭いカウンターで店主や常連客と肩を並べてグラスを傾けるひとときは、静岡ならではの醍醐味。初めての暖簾をくぐるには少し勇気がいりますが、その先には温かい歓迎とアットホームな空間が待っています。

また、お酒と共に夜を過ごすだけでなく、浅間通り商店街や駿府城公園のように、日中の散策がてらおやつ感覚で味わう「駄菓子屋系おでん」もまた、この街の食文化を語る上で欠かせないスタイルです。2026年も、その日の気分や旅のプランに合わせて、昼と夜で異なるおでんの表情を楽しんでみてください。

静岡駅周辺には、今回ご紹介した名店以外にも数多くの赤提灯が灯っています。ぜひ実際に足を運び、ハシゴ酒で味の違いを楽しみながら、自分だけのお気に入りの一串を見つけてください。