静岡県西部に位置する掛川城は、江戸時代の姿を今に伝える木造復元天守閣として知られる歴史的な名城です。
東海道新幹線の掛川駅から徒歩圏内という好立地にあり、東京・名古屋・大阪からも気軽に足を運びやすいのが特徴です。
一方で、初めて訪れる方にとっては「駐車場はどこにある?」「入城料はいくら?」「どのルートで行けば便利?」といった疑問が出てくるものです。
この記事では、掛川城へのアクセス方法を新幹線・電車・車などの交通手段別に詳しく解説するとともに、周辺の駐車場情報や入城に関する基本情報、見どころまでまとめています。
訪問前に知っておくべき情報を一通り確認できる内容となっているので、観光の計画を立てる際にぜひお役立てください。
- 電車・新幹線・車での掛川城へのアクセス方法
- 周辺駐車場の場所・料金・利用時間
- 入城料や開城時間などの入城情報
- 木造復元天守閣や御殿など掛川城の見どころ
掛川城へのアクセス方法を交通手段別に解説
掛川城は、JR掛川駅から徒歩約10分という好立地にある歴史的名城です。
東海道新幹線の停車駅である掛川駅が最寄り駅となるため、東京・名古屋・大阪などの主要都市からも比較的アクセスしやすい点が魅力のひとつです。
以下では、主要な交通手段ごとのルートをわかりやすく整理しています。
新幹線・電車で行く場合(掛川駅から)
掛川城への最寄り駅はJR掛川駅(東海道新幹線・東海道本線)です。
掛川駅の北口を出たあと、徒歩約10分ほどで掛川城の入口付近まで到着できます。
道中は案内板も整備されているため、初めて訪れる方でも迷わず歩ける環境が整っています。
| 最寄り駅 | JR掛川駅(東海道新幹線・東海道本線) |
|---|---|
| 駅からの距離 | 徒歩約10分(約800m) |
| 出口 | 掛川駅 北口 |
掛川駅からのルートは平坦な市街地歩きで、特別な交通手段は不要です。天守閣の姿が遠くから見えてくるので、歩きながら気分が高まるルートでもあります。荷物が多い場合はタクシーの利用も選択肢のひとつです。
東京駅からのルート
東京方面からは、東海道新幹線(こだま・ひかり)を利用して掛川駅まで直接アクセスするのが最もスムーズです。
のぞみは掛川駅に停車しないため、ひかりまたはこだまを選ぶ点に注意が必要です。
| 出発駅 | 東京駅 |
|---|---|
| 利用路線 | 東海道新幹線(ひかり・こだま) |
| 所要時間の目安 | 約1時間20分〜1時間50分 |
所要時間は列車の種別や乗り継ぎのタイミングによって前後するため、事前に時刻表を確認してから計画を立てることをおすすめします。
名古屋駅からのルート
名古屋方面からは、東海道新幹線(こだま・ひかり)または東海道本線(在来線)で掛川駅を目指すルートが一般的です。
在来線を利用する場合は乗り換えが必要になることもあるため、時間と料金のバランスで選ぶとよいでしょう。
| 出発駅 | 名古屋駅 |
|---|---|
| 利用路線 | 東海道新幹線(ひかり・こだま)または東海道本線 |
| 所要時間の目安 | 新幹線で約30〜40分、在来線で約1時間20分前後 |
新大阪駅からのルート
大阪・関西方面からは、東海道新幹線(ひかり・こだま)に乗り、掛川駅まで乗り換えなしでアクセスできます。
のぞみは掛川に停車しないため、出発前に乗車する新幹線の種別を必ず確認しておきましょう。
| 出発駅 | 新大阪駅 |
|---|---|
| 利用路線 | 東海道新幹線(ひかり・こだま) |
| 所要時間の目安 | 約1時間10分〜1時間40分 |
車で行く場合のルート
マイカーや観光バスで訪れる場合は、新東名高速道路または東名高速道路の掛川ICを利用するルートが便利です。
インターチェンジを降りてから掛川城までは、一般道を使って10〜15分程度が目安となります。
カーナビへの目的地入力は「掛川城」または周辺の駐車場住所を設定しておくと、スムーズに案内されます。
| 最寄りIC | 新東名高速道路「掛川IC」または東名高速道路「掛川IC」 |
|---|---|
| ICからの所要時間 | 一般道で約10〜15分 |
| 駐車場 | 周辺に複数あり(次のセクションで詳述) |
掛川城周辺の駐車場情報
車で掛川城を訪れる場合、城の周辺にいくつかの駐車場が整備されているため、比較的スムーズに駐車することができます。
ただし、休日や観光シーズンは混雑することもあるため、事前に場所や料金を確認しておくと安心です。
駐車場の場所と収容台数
掛川城周辺には、市が管理する公共駐車場をはじめ、複数の駐車スペースが点在しています。
主に利用される駐車場は掛川城のすぐそばに位置しており、徒歩数分で城の入口までアクセスできます。
| 掛川城東駐車場 | 掛川城に最も近い市営駐車場。城の東側に位置し、徒歩約3〜5分でアクセス可能。普通車対応。 |
|---|---|
| 掛川市営中央駐車場 | 掛川駅北口周辺に立地。収容台数が比較的多く、城まで徒歩約10分前後。 |
| 周辺民間駐車場 | 城周辺には民間の時間貸し駐車場も点在している。観光シーズンは早めの利用がおすすめ。 |
各駐車場の収容台数は公式サイトや現地案内板で確認できます。連休・イベント期間中は満車になるケースもあるため、公共交通機関との併用も選択肢のひとつです。
駐車場の料金と利用時間
市営駐車場は比較的リーズナブルな料金設定となっており、短時間の観光にも利用しやすい料金体系です。
ただし、料金や利用時間は変更される場合があるため、訪問前に最新情報を公式サイトや現地で確認することをおすすめします。
| 料金の目安 | 市営駐車場は1時間あたり数百円程度の時間制料金が一般的。最大料金が設定されている場合もある。 |
|---|---|
| 利用時間 | 市営駐車場は概ね日中を中心に営業。夜間は閉鎖される駐車場もあるため事前確認が必要。 |
| 支払い方法 | 現金対応が基本だが、場所によってはキャッシュレス決済に対応している場合もある。 |
掛川城の観覧料と合わせて費用を概算しておくと、当日の支払いがスムーズです。
詳細な料金・営業時間については、掛川城公式サイトや掛川市の観光案内ページで最新情報を確認するようにしてください。
掛川城の入城情報
掛川城を訪れる前に、開城時間や入館料などの基本情報を確認しておくと当日スムーズに動けます。
料金体系や無料になる条件もあわせてチェックしておきましょう。
開城時間と休城日
掛川城天守閣と御殿の開城時間は、基本的に9:00〜17:00(最終入場16:30)となっています。
休城日は年に数日設定されることがありますが、基本的に年中無休での公開が行われています。
年末年始や特定の行事日程によって変更が生じる場合もあるため、訪問前に公式サイトでの確認をおすすめします。
| 開城時間 | 9:00〜17:00(最終入場16:30) |
|---|---|
| 休城日 | 基本的に年中無休(年末年始等は要確認) |
| 注意事項 | イベント・行事日は変更になる場合あり |
入館料・観覧料の詳細
掛川城の観覧料は、天守閣と御殿をセットで観覧できる共通券が用意されています。
大人・子どもで料金が異なるため、家族連れや団体での訪問前に確認しておくと便利です。
以下に料金の目安をまとめています(料金は変更になる場合があります)。
| 区分 | 料金(目安) |
|---|---|
| 大人(高校生以上) | 410円 |
| 小人(小・中学生) | 150円 |
上記は天守閣・御殿の共通観覧料の目安です。
最新の料金は公式サイトまたは掛川城公園管理事務所へご確認ください。
観覧料が無料になる場合
掛川城では、一定の条件を満たす場合に観覧料が無料または減免になる制度があります。
事前に対象条件を確認しておくと、よりお得に観覧できます。
- 掛川市在住の65歳以上の方(証明書の提示が必要な場合あり)
- 障がい者手帳をお持ちの方とその介護者
- 掛川市内の小・中学校に在籍する児童・生徒(学校行事として訪問する場合など)
無料・減免の対象条件や必要な証明書類については、時期や運用によって変わる場合があります。
訪問前に公式サイトや管理事務所へ問い合わせの上、確認することをおすすめします。
観覧料は天守閣と御殿の共通券が基本です。どちらか一方だけ観覧したい場合の個別券設定については、現地または公式サイトで確認するとスムーズです。また、掛川城は観光シーズンや特別公開期間中に臨時のイベント料金が設定されることもあるため、訪問日が近づいたら最新情報をチェックしておきましょう。
掛川城の基本情報と所在地
掛川城を訪れる前に、住所や連絡先、管理体制などの基本情報を確認しておくとスムーズに観光を楽しめます。
ここでは所在地や問い合わせ先、現地での管理窓口についてまとめています。
住所・地図・連絡先
掛川城は静岡県掛川市の市街地中心部に位置し、JR掛川駅から徒歩約10分という好立地にあります。
初めて訪れる方でも、駅から案内標識をたどるだけで迷わずたどり着けるシンプルなルートです。
観光前の問い合わせや当日の確認事項がある場合は、以下の基本情報を参考にしてください。
| 住所 | 静岡県掛川市掛川1138-24 |
|---|---|
| 電話番号 | 0537-22-1146 |
| 公式サイト | kakegawajo.com |
掛川城公園管理事務所について
掛川城の現地管理は、城内に設置された掛川城公園管理事務所が担っています。
入城チケットの購入や観光情報の入手、落とし物・迷子対応など、訪問中に困ったことがあれば管理事務所を頼ると安心です。
開城時間内は常駐スタッフが対応しているため、現地でのサポート体制は整っています。
| 管理窓口 | 掛川城公園管理事務所 |
|---|---|
| 所在地 | 掛川城敷地内(天守閣近く) |
| 主な対応内容 | 入城受付・観光案内・各種問い合わせ |
営業時間や休城日の変更、イベント開催時の特別対応など、訪問前に最新情報を公式サイトで確認しておくと、当日の計画がよりスムーズになります。とくに年末年始や特定のイベント期間中は、通常と異なる場合があります。
訪問前に知っておきたい掛川城の見どころ
掛川城は天守閣だけでなく、御殿や庭園など複数のスポットが集まった歴史公園として整備されています。
アクセス方法が決まったら、どこをどんな順番で見て回るかを事前に把握しておくと、限られた時間を有効に使いやすくなります。
以下では、掛川城を訪れる際に外せない主な見どころを紹介します。
木造復元天守閣
掛川城の天守閣は、1994年に日本初の本格的な木造復元天守として再建されました。
江戸時代の古文書や絵図をもとに復元されており、現代の建築技術と当時の工法を組み合わせた外観・内装が特徴です。
天守閣最上階からは掛川市街地を一望でき、晴れた日には遠く南アルプスや太平洋を望むこともできます。
| 特徴 | 日本初の本格的木造復元天守(1994年再建) |
|---|---|
| 構造 | 古文書・絵図をもとに復元した木造4層の天守 |
| 見どころ | 最上階からの市街地・山並みの眺望 |
天守閣内部は急な階段が多いため、スニーカーなど歩きやすい靴で訪問することをおすすめします。内部は土足禁止となっており、スリッパに履き替えて見学する形式です。
掛川城御殿(重要文化財)
掛川城御殿は、江戸時代末期に建てられた城郭建築のひとつで、現存する御殿建築として国の重要文化財に指定されています。
藩主の公務や公式行事が行われた場所であり、格式ある書院造りの空間が当時のまま保存されています。
全国的に見ても城郭御殿が現存する例は非常に少なく、掛川城観光における希少な見どころのひとつです。
| 指定 | 国の重要文化財 |
|---|---|
| 建築様式 | 書院造り |
| 用途(当時) | 藩主の公務・公式行事の場 |
二の丸茶室と庭園
天守閣や御殿の周辺には、二の丸茶室と庭園が整備されており、城内で抹茶体験を楽しむことができます。
掛川は茶の産地としても知られており、城と茶文化が融合した体験ができる点が掛川城ならではの魅力といえます。
庭園は四季折々の草木が楽しめる落ち着いた空間で、天守閣見学のあとにゆったりと立ち寄るのに適しています。
| 体験内容 | 抹茶体験(有料・要確認) |
|---|---|
| 特徴 | 茶処・掛川ならではの城と茶文化の融合 |
| 雰囲気 | 四季の草木が楽しめる落ち着いた庭園空間 |
竹の丸
竹の丸は、掛川城二の丸広場の南側に位置する歴史的な邸宅跡で、明治時代に建てられた和風の建物が保存されています。
かつて掛川城の城代家老が住んでいたとされる邸宅であり、近代和風建築の様式を色濃く残す貴重なスポットです。
天守閣や御殿と合わせてめぐることで、掛川城の歴史をより多角的に感じることができます。
| 建物の特徴 | 明治時代建築の近代和風邸宅 |
|---|---|
| 歴史的背景 | 城代家老が住んでいたとされる邸宅跡 |
| 位置 | 二の丸広場の南側エリア |
- 天守閣・御殿・二の丸茶室・竹の丸はそれぞれ徒歩でめぐれる距離にあります
- 全スポットをゆっくり見学する場合は、2〜3時間程度を目安に計画するとよいでしょう
- 各施設の公開状況や体験の受付時間は変動する場合があるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめします
アクセス時に役立つ周辺スポット・観光情報
掛川城を訪れる際には、城内だけでなく周辺エリアも合わせて楽しめるスポットが多く点在しています。
掛川城は掛川駅から徒歩約10分という立地にあり、観光の起点としても使いやすい場所に位置しています。
城周辺には歴史的な街並みや文化施設が集まっており、半日〜1日かけてゆっくりと巡ることができます。
掛川城と合わせて訪れたい周辺スポットを以下にまとめました。
| スポット名 | 特徴・見どころ |
|---|---|
| 掛川花鳥園 | 多種多様な鳥や花が楽しめる体験型施設。掛川駅から無料シャトルバスも運行されており、家族連れに人気です。 |
| 掛川城二の丸茶室・庭園 | 城内に隣接しており、入城観覧と合わせて立ち寄りやすい。抹茶体験などが楽しめる場合もあります。 |
| 竹の丸(旧松本家住宅) | 明治時代の豪商の邸宅を公開。掛川城の観覧セット券でお得に入場できます。 |
| 掛川市二の丸美術館 | 城近くに位置し、地域ゆかりの美術品を展示。観光の合間に立ち寄れる規模感です。 |
| 東海道かけがわ宿交流館 | 東海道の宿場町・掛川宿の歴史を紹介する観光施設。掛川駅周辺に位置しています。 |
掛川城周辺は徒歩で回れるスポットが多いため、車よりも電車・徒歩での観光がおすすめです。
掛川駅周辺には飲食店やカフェも点在しており、観光後に立ち寄ることができます。
掛川城の観覧セット券を活用すると、竹の丸や御殿なども含めてお得に巡ることができます。限られた時間でも効率よく周辺スポットを楽しむために、訪問前に観覧セット券の対象施設を公式サイトで確認しておくと安心です。
掛川城は新幹線停車駅からも近く、東京・名古屋・大阪どちらからでもアクセスしやすい観光地です。
日帰り旅行の目的地としても、静岡観光の立ち寄りスポットとしても計画に組み込みやすい立地といえます。
訪問前に公式サイトで最新の開城情報・入城料・周辺施設の営業状況を確認したうえで、余裕を持った観光計画を立てるようにしましょう。


